上部な米袋を使ったDIYがブームに
リメイクやリサイクルが一般家庭でも広く行われている現在ですが、その中でも一風変わった存在となっているのが「米袋リメイク」です。
米袋は文字通りお米を入れるための袋で、5kg・10kg・30kgなど複数の大きさがあります。
スーパーなどで購入するお米はビニール製の袋に入れられているものがほとんどですが、農家から出荷されるお米はこの米袋に入れられています。
産地直送米を購入したときには、米袋をそのまま捨ててしまわずリメイクをするのがおすすめです。
お米をあまり食べないという人はホームセンターに行けば一枚数十円くらいで購入をすることができます。
米袋の優れた点は、水に強く耐久性があるということと、紙製というで自分で彩色をするのが簡単であるということです。
トートバッグにして実際に外に持ち歩いてもよいですが、おすすめなのが自宅の収納用に使用するという方法です。
紙袋のリメイクがDIY界で有名になり始めたのは2015年頃で、フリーランスのデザイナーなどが中心となって自宅兼オフィスで使用する米袋リメイク品を自分のブログで紹介するようになりました。
大人気の北欧風インテリアにもうまく合わせられます
米袋を使ったリメイク方法は簡単で、「ペンキ」「カッティングシート」「ペン」といったものがあれば誰でもすぐに始められます。
いろいろな方法がありますがもっとも一般的なのが、まず新聞紙などを敷いて場所を確保したのち、米袋の全体をペンキで真っ白く塗っていきます。
真っ白になった袋が乾燥したら、その上に自分なりに好きな絵柄を書き込んでいきます。
より既製品ぽく見せるために、先に図柄をカッティングシートに転写をして切り取っておき、その上から色を塗っていくという方法があります。
人気のデザインは白と黒のみを使用したモノトーン調で、北欧風のインテリアを導入している住宅で違和感なく合わせていくことができます。
使用方法としてはちょっとした小物入れが多く、ゴミ箱のカバーとして使用をしたり、おもちゃ入れとして使ったりと用途はいろいろです。
袋自体が非常に上部で水に強いことから鉢植えカバーとして使用することも多く、ともすると無機質なものになりがちな観葉植物の鉢の部分をオシャレな雰囲気に変えてくれます。
キッチンの野菜入れとして使用をしたり、ポスターやギフト用の包装紙といった保管場所に困るものを「見せる収納」として部屋に置くこともできます。
色を塗り替えていくことでバリエーションも増えるので、これから使ってみたいという人は先輩たちのデザインを参考にしてみるとよいでしょう。
サイズを合わせられることから、ゴミの分別用にもおすすめできます。