大人気のディアウォールを使って手軽に室内をアレンジ
室内のDIYで今大きな注目を受けているのが「ディアウォール」という製品です。
「ディアウォール」とは、WAKAIというメーカーから販売されているバネ付きのパッドのことです。
価格は800~900円くらいで二本分セットになっているものを購入でき、さらにツーバイフォー材を別途用意して使用をします。
ここ最近では耐震性能の高い家具として天井につっぱり棒を伸ばして設置するタイプの棚が人気となっていますが、ディアウォールはそれを柱として行うものと考えてもらえばよいでしょう。
使い方としてはまず壁や天井の色に合わせてディアウォールを購入し、床から天井までの長さを測ってだいたい40mmくらい短めにカットしてもらったツーバイフォー材を用意します。
ツーバイフォー材は一般的な木造住宅で使用されるサイズの材木で、ホームセンターに行けば好きな長さにカットをしてもらうことができます。
もともとのツーバイフォー材は木目がそのまま出ているので、壁の色などに合わせて先にペンキで色を塗っておくとよりDIYぽくなります。
ツーバイフォー材の準備ができたら上下を確認してディアウォールをはめ込んで設置し、棚を作りたい壁の位置にセッティングします。
丈夫にはめ込むパーツにはバネが仕込まれているので、設置することで天井と床の間でつっぱらせて固定します。
柱を二本設置することで、棚をつけるための金具を埋め込むことができるようになりますので、自由に複数の棚をつけていくことが可能となります。
アイディア次第で応用方法は無限大
ディアウォールは壁に穴を開けることができない賃貸住宅や、大きな棚を置く場所がない住宅でも省スペースで使用ができることから、DIY業界での大ヒット商品となっています。
個人のブログなどを見てみると、ディアウォールを使ったアイディア家具がたくさんヒットしており、アイディア次第でかなり応用がきく製品となっています。
一般的な使用法としては、掛け時計や小物の壁掛け金具をつけたりするのですが、DIYに慣れた人になるとさらにフレームを細かく区分けして複数の種類のものを壁一面に収納できるようにしていたりします。
自由にツーバイフォー材を選べるというのもポイントで、壁の色に合わせて目立たなくすることができる一方で、木目を生かしてアンティーク風な雰囲気の家具にしていくこともできます。
TVラックの上部空間や、扉やカーテンの脇のデッドスペースに設置をすることで収納スペースを一気に増やすことができます。
変わった使い方としては、複数の柱と棚板を並べてキャットタワーを自作したり、楽器店風にギターやベースを壁掛けにしている人もいます。